冬暖かく、夏涼しく過ごしたい。その1
「高気密・高断熱住宅」というワードは、
これから家を建てようと思っている方は必ず聞いたことがあると思います。
冬暖かく、夏涼しく過ごそうと思ったら、この2つは必ずセットで必要です。
熱を逃がさず、隙間風をなくそう。という考え方です。
まずは、熱はどこから入ってきて、どこから出ていくのかを考える必要があります。
書籍「ホントは安いエコハウス」と「エコハウスのウソ」を参考にしました。
1999年省エネ基準(次世代省エネ基準)の場合
夏(外気温33.4度、室内気温27度)
・屋根 11%
・開口部(窓、玄関ドア等)73%
・外壁 7%
・床 3%
・換気 6%
冬(外気温-2.6度、室内気温18度)
・屋根 5%
・開口部 58%
・外壁 15%
・床 7%
・換気 15%
どちらも窓からの熱の出入りが最も多いことがわかります。
我が家の場合、1階2階にリビングがあることも考慮して優先順位を決めると
1 窓、玄関の性能アップ
2 屋根の断熱材を厚くする
3 換気の効率アップ
4 外壁の断熱材を厚くする
となります。
全部強化できれば言うことはないのですが、
性能アップにはそれなりの費用増加は必ず発生するのでなかなか難しいですね。
実際業者選びをするときは、各ビルダー強みを持っているはずなので、
標準仕様で満足できない部分を補ってバランスよくしたいですね。
次回は断熱の工法について調べたいと思います。